過去何度も取り沙汰されている、ジェラード、ランパードの共存と、中盤左サイドの問題。監督がカペッロに代わり、この問題をクリアすべく様々なシステムと選手を試してはいるものの、完全な解決策は見出せていない様子。
ただ、ウイイレ内では2人の同時起用は十分可能で、様々なパターンで攻守に渡り大活躍してくれるはず。
ジェラードとランパード、ミドルの競演! 4-1-4-1

様変わりのフォワード陣
大黒柱ルーニは健在なものの、評価を落としたオーウェン、思うように数値が上がらないクラウチ、いなくなったデフォー、ヘスキーが反映されていないなど、ストライカーの駒不足に陥った2009のイングランド。
また、前作のデフォルトシステムである4-4-2で、中央にジェラード・ランパードを配置してしまうと、彼らのオフェンス能力を十分発揮できない嫌いがある。
そんな状況を考えると、必然的にストライカーを1人にして中盤を厚く(2人の後ろにアンカーを配置)した布陣の方が、2009でのイングランドには合うのではないか。
ベッカムを快速ウイングに変更し3TOPにする手もあるが…
どうしても攻め切れない場合は、トップにターゲットとなるクラウチを置き、ルーニーを左サイド、ジョーコールやライトフィリップス、ウォルコットなどを右サイドに配置し、カウンターを仕掛けていく方法も有効ではある。
ただ、ジェラードとランパードの2列目からのミドルシュートはやはり魅力。 彼らよりも思い入れがある選手がいるなら別だが、より高い位置でボールを受けられる場所に配置し、シュート機会を増やしてあげたい。
ジェラードの高速クロスを活かす 4-2-3-1

ジェラードの最大の魅力は、あのキャノンシュートであるのは間違いないが、ロングパス精度(97)とそのスピード(96)もウイイレ屈指の存在。
右サイドに配置することによりベッカムにないスピードを補い、中に切れ込んでの(切れ込まなくても)スーパーミドルシュートや、高速アーリークロスを供給することが可能になり、ルーニーやランパードの得点機会もより多く演出してくれる事だろう。
意外と層の薄いディフェンス陣
世界最強のCBコンビ、ファーディナンドとテリーを有するイングランドだが、その他の面子を見渡すと不満がないわけでもない。
センターバックはウッドゲイトがおり何とか3人でローテーションできるだろうが、右SBは前作から引き続き問題で、若干スタミナ不足の懸念があるブラウンをファーストチョイスするものの、その控えがハーグリーブス程度しかおらず、彼を中盤で使ってしまったり、どちらかのコンディションが悪かった場合、不安を残したまま対戦に挑むことになる。
場合によっては屈強なCBと豊富な中盤を活かした、「3-5-2」や「3-4-2-1」などの3バック用フォーメーションを、念のため作っておくのも良いかもしれない。