ウイニングイレブン2009の第一陣、PES2009がヨーロッパで予定通り発売され、ウイイレファンを一安心させてくれた。年々海外(ヨーロッパ)での売上依存度が高くなる同ソフトだけに、その出来栄え・評価はウイイレファンならずとも気になるところ。

イギリスでPS3版40ポンド、Xbox360版35ポンドで発売されたPES2009
コナミ株主の憂鬱

コナミIR:個人投資家の皆様へ
コナミ自身ががその売上を注視するのは当然としても、個人投資家「コナミの株主」も気になるその行方を見守っている。
特にサブプライム問題で外部環境が悪化する中、ヨーロッパの経済状況の弱体化が浮き彫りになっている。
日本 > アメリカ > ヨーロッパ
悪いなりにも比較的傷が浅いと判断された日本は、欧米に比べると「現時点ではまだマシ」という評価で、いわゆる円高基調が続いている。
ただし、「円高」という表現は間違いではないものの、現在の経済環境下で「円」が積極的に買われているわけではない。ドルやユーロ、ポンドが「売られている」のであって、円に対してドル安・ユーロ安・ポンド安の結果の円高なのである。
2009は2008に比べると20%前後の減収?
ウイニングイレブン(PES)2008が発売された頃、ユーロ/円は165円前後で推移していたが、2008年10月17日現在のレートは、1ユーロ136円台前半である。
当時から17%以上も値を下げたユーロ、売上本数が2008=2009ならコナミが受け取ることのできる円での売上が目減りすることを意味する。今まで165円で売れた商品が、現在では136円しか受け取ることができないのである。
想定為替レートは?
コナミが、為替予約で円高のリスクヘッジを完璧にしている可能性はあるが、サブプライム問題を発端としたここまでの変動を予測できたであろうか。
業績予想の想定為替レートが幾らなのかは判らないが、当初の思惑通りに行かない可能性は高いのではないか。
買うのはウイイレではなくコナミ株?
様々な状況が重なり、2008年度前半には4,000円を越えていたコナミの株価も、2008年10月17日の終値は「1,912円」と半値以下にまで下落している。 コナミ最新株価
それでも現在の株価が割安かどうかの判断は人それぞれだろうが、一ゲームファンを将来の株主に迎え入れる、魅力的な「特典」は是非欲しいところ。
直近の高値から50%以上下落したコナミ株

ゲームばかりじゃなく身体を動かせとのメッセージ?
現在のコナミの株主優待制度は、同社が運営するフィットネスクラブの優待利用。

コナミスポーツクラブ施設の「お試し券2枚(1枚につき2名まで利用可能)」や、「所有株式数100株以上の株主に一律2枚(年間4枚)贈呈」などがある。
コナミIR:株主優待制度のご案内
*株主優待制度は2010年9月30日に廃止された
株主優待はあくまで「おまけ」であって、それを目的に株を購入する人は少数だろうが、エイベックス の優待には、「株主限定のライブ・CD・DVD」や「野外イベントのチケットを優先的に購入できる制度」などがあり、株価の上下に一喜一憂するだけでない魅力的な投資先でもある。
コナミも、もっとゲームソフトに関わる割引や優遇などを株主優待に盛り込めば、新しい、幅広い株主獲得につながると思うのだがどうだろう…。

